恋の始まりと告白
マッチングアプリDaysでの出会い
私の友達のCちゃんは都内に住んでホテルマンをしています。その子の話をします。
私は24歳で都内でホテルマンとして働いています。昨年の5月にDaysっていうマッチングアプリで、12歳上の36歳の会社経営者とマッチしました。プロフィール写真は後ろ姿でした。メッセージのやり取りも楽しくて、知的でユーモアもあり、すぐに会ってみることにしました。メッセージで顔写真を見せてもらったら結構タイプだった。
初デート
初めてのデートは恵比寿のおしゃれな居酒屋さん。仕事の話や趣味の話、旅行の話など、話題が尽きず、あっという間に時間が過ぎました。私から見て、彼はとても好印象でした。私の仕事も応援してくれて、将来像まで語るようになりました。
「次付き合う人とはわからないけど、遊びでアプリはやってないよ。」彼はそう言いました。「アプリにはヤリモクが多いと思って、警戒をしてたけど、彼なら大丈夫そう！」私は思いました。
告白と交際の始まり
駅までの帰り道、彼は私に告白をしてくれました。「付き合ってくれる？」と彼が言い、私は「はい。」と即答しました。私自身、恋人にする人はそんなに吟味するタイプじゃないからです。
年も少し離れているけれど、こんな大人な男性と付き合ってみたいし、何より好印象。当時の私には断る理由がありませんでした。その後、駅には寄らず、そのままホテルへ。「告白して、きちんとお付き合いしてから、SEXをする人なんだ…」ますます好印象でした。
幸せな日々と不審な出来事
思い出の日々
彼とは、たくさんの思い出ができました。江ノ島に行ったり、川越行ったり、クリスマスデートをしたり。LINEで彼の誕生日を聞いたら9月6日だっていうので、ディズニーチケットを2枚用意して、「一緒に行こう！」そう言って渡しました。しかし、その時彼は「あれ、僕の誕生日、９月6日じゃないよ、10月だよ」と言われました。咄嗟に「あ、ごめん、早とちりだったね」と言いました。解散して帰ってLINEを見返すと、やっぱり「9月6日が誕生日だよ！」って書いてあるんです。おかしいなと少し思いましたが、そんなこと気にしませんでした。このまま彼との日々が続けばいいなって思ってました。
不審な出来事
3月には私の誕生日があり、楽しみにしていました。すると「当日は会えない」と言われました。すごくショックでした。思えば、クリスマス以降、今まで週3日くらい会えていたのが日数が減ってきていたのです。普通に考えれば、社会人でそんなに会える！？って思いますが、会社経営の彼とホテルマンの私のお互い不規則な生活が功を奏して、仕事終わりに会えることがザラでした。連絡が多くあるわけでもなく、むしろ前より減った気がしたのです。会える約束をしても、ドタキャンが増えました。
会食での事件
トドメを刺したのが、彼の仕事での会食でした。普段私の前で酔っ払わない彼が、珍しくベロベロになって帰ってきたのです。会食に行くことが悪いわけではないです。自分の知らない、どんな方が参加しているかわからない会食で、ベロベロになったことが許せませんでした。普段彼が私に見せない顔を他の人には見せられるんだと思いました。
別れとその後の疑念
別れのきっかけ
誕生日に会えないことも、連絡頻度が減ったことも、ドタキャンが増えたことも全て、彼の仕事の足を引っ張ってはいけないと思って我慢していましたが、会食から帰ってきた時の彼のLINEをみて、気持ちが爆発しました。怒りと寂しい気持ちをLINEの連投してしまいました。彼は「気持ちに応えられなくてごめん」と謝ってくれたのです。でもその当時の私の気持ちはおさまりません。「聞きたいのは謝罪じゃなくて解決策！」彼に送ってしまいました。
連絡の途絶え
すると彼からの連絡が止まってしまいました。次の日もその次の日も返ってきませんでした。流石に心配になって、頭を冷やした私は「こないだは言いすぎた、ごめんなさい」そう送りましたが、手遅れでした。彼は体調不良が続いていたようで、病院に行くと、うつ病だと診断されたとのことでした。1ヶ月後、彼から「母親が昨日亡くなったよ。俺は何にもしてやれない。きりをつけることにする。さようなら」とLINEが来ました。私たちは別れました。
疑念と再開
別れて数日落ち込みましたが、不思議に思うことがありました。付き合って1年弱、私の家には何度も来ていたが彼の家に行ったことがない。土日は会えず、お泊まりもなし、長時間一緒にいたことがない。会うたび行為もしてた。誕生日が9月6日じゃなかった件も嘘ついていた？ドタキャンが増えたのも、連絡が減ったのも、連絡が不規則だったのも、もしかして彼、既婚者..？私がアプリを再開させた時、彼はまたアプリをやっていました。
Cちゃんが出会ったアプリはコレ▶︎Days
